2022/03/14 12:00
ご覧いただきありがとうございます
漢方茶のお店・祥福堂の祥子です
折々言っていることですが、人間はみんな同一ではないのでそれぞれの不調は異なります
季節によっても、元気だったり辛かったり分かれますね
そんななか、春は老若男女問わずちょっとした不調が多くなる季節です
なので、今日は春に起こりやすい症状をお伝えし、ちょっとした注意喚起をしようかなと思います
春ってどういうイメージですか?
桜の季節
新年度、新学期が始まる季節
出逢いと別れの季節
などなど出てくると思いますが、総じて『気持ちが忙しい季節』ですよね?
個人的に会社員をしていたときは年度末の事務処理をしつつ新入社員を受け入れる準備をしたり、
退職者の方に別れを惜しむ時間の確保をしたりとなんだか気忙しい季節でした
そういうときとこの春という季節を重ねていく日本……実は相当の鬼畜です
それは春に関係する肝の「気」が関係していると言われています
「肝」は中医学(漢方)で大切な五行説という考え方の中で「木」という基本物質と関わりがあります
木が活発に伸びるように肝の「気」もこの時期は上へ上へと伸びます
これが、人体に大きく影響を与えるのです
気が上へいきやすいということは、体の上部に気が集まりやすいということ
ということは、上部の不調が起きやすいということです
頭痛
肩こり
目の充血
目が疲れる
イライラする
怒りっぽくなる
こんな症状が春に起きやすい人は肝が弱っていると考えていいでしょう
ね?卒業式、入学式、入社式などなど忙しい行事を春にぶつけてくる日本って鬼畜でしょ?
花粉もやってくるし、春服とか春メイクなどと浮かれている季節ではない←それは陰キャの僻みだ
とまあ、こういう意外に大変な季節が春です
そこをまず、頭に入れておきましょう
なにごとも頭の片隅にでも入れることが大事です
そして、次も大事
『気を巡らせる!』
これが基本の養生法です
具体的には、
・香りの良いものを使う(アロマテラピー)
・ウォーキングやストレッチなど、軽く運動する
・岩盤浴や半身浴で汗を出す(そして気を流れやすくする)
そして何より、
『ゆったりした気持ちを心がける』
です
ちょっとイラッとしても「春だから仕方ないね☆」という頭に変換するようにしましょう
相手がイヤなことを言ってきても「春だからこの人も気持ちに余裕がないのね」と思って必要な分だけ聞き入れましょう
あまり抱え込まないようにする、これが一番大事です
何かあったら協力してもらう
一人じゃない、みんながいる!
そういう気持ちも大事ですよ♪
ということで、春の不調と春を乗り切るちょっとしたアドバイスをお届けしました☆
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漢方茶のおまけ付きですよ!