2021/02/12 17:05
こんにちは。漢方茶ブレンダーの祥子です。
もうすぐ2/14、バレンタインデーですね。(唐突!)
バレンタインデーと言えばチョコレート。
私も毎年職場の人、家族、そして自分用にいつもよりちょっとお高いチョコレートを購入するのが年中行事になっていました。
今年は(所謂個人事業主になりましたので)職場分がなくなって、家族用と自分用だけになったのでだいぶ楽をしました(小声)
社会人になってから10年以上、いっぱいチョコレートを買っていっぱいチョコを食べました。
この時期、私はいつも「今私は日本の経済回してるぞ!」と感じていました。
催事場に並ぶ珍しいチョコレート、これが一番厄介なんですよね。
食べたくなるんです!私の本能が!!
では今年はどうしたのかと言いますと……それが実は自分用は買ってないんです。
社会人になって初めてチョコレートを買いませんでした!
なんで?……それはですね、私が漢方を学んだからです。
実はチョコレート、体質・体調によっては食べない方が良い食べ物なんです。
チョコレートは漢方的に見ると、気(簡単に言うとエネルギー)が体の上部(顔面、首、頭、上胸部や上背部)や体の表面(皮膚)に出やすくします。つまりは頭痛だったり肩こり、アトピーなどの皮膚病や皮膚の炎症を起こりやすくするのです。
で、なぜ私が今年自分用のチョコレートを買っていないのかというと、現在私が肌荒れをしているから。
実は12月に洗顔料を替え、使い続けていたら今年に入って皮むけがするようになりまして。
最初は「冬だし、マスクもしているから乾燥かな」と思っていたのです。(まあ、これも要因として十分あります)
でも、なんとなくイライラすることが多かったり頭痛が増えたりもしていたので、「もしかしたら乾燥だけじゃないかも」と思って漢方的に自分を考えてみたら……ちょっと肝が弱っているなと。
肝は漢方でも重要な五臓という臓器のひとつで、気の流れを身体のすみずみに行き渡らせる働きを持ちます。
その肝が弱くなると、イライラして怒りっぽくなったり目がかすんだり皮膚のつやがなくなります。
今の私は肝が弱っていて、気が上へ上がっている状態ということです。
そんな私がチョコレートを食べると更にイライラや頭痛増えたり肌荒れがなかなか治らないという事態に陥ってしまうわけです。
と、いうことで今年は自分用のチョコレートは購入しませんでした。
その代わり、かねてより買ってみたかった湯布院『ジャズとようかん』さんのジャズ羊羹を購入!
今年のチョコ用財産を全投入してやりました(笑)
14日、美味しくいただこうと思います。
さて、今回私の場合はチョコレートを食べませんでしたが、私と逆の症状の方にはチョコレートは有効的なことだけ最後に述べておきます。
私とは逆、つまりはなかなか身体の上部に気が行かない人……低血圧だったり朝の起床が辛かったり元気があまりない人はチョコレートを食べてみてください。
下へ下がっている気を上に上げる力をくれます。
とはいえ、あまり食べ過ぎるのもよくないので、一日に小さなチョコレート2、3個ほどに留めておきましょう。
甘くて美味しいチョコレート、いっぱい食べたい気持ちはわかりますが、体調や体質によっては毒となります。
ほどほどに食べてくださいね。